『倚天屠龍記』もいよいよ佳境に!この壮大なドラマを盛上げてくれている声優さんたちにお話を聞いてきました!
昨年11月より放送をスタートさせた『倚天屠龍記』。中華圏で絶大な人気を誇る作家・金庸の武侠小説“射雕三部作”のラストを飾るドラマとして、一大ブームを巻き起こしたことは有名。その勢いは日本にも伝播し、いよいよ今月には物語も佳境に!
元朝末期の中国を舞台に、伝説の宝剣を巡る武術家たち正邪入り乱れた壮絶なる戦いを描いているが、単なるアクションだけではなく、様々な登場人物たちのキャラクター、愛憎絡む人間模様などドラマの面白さがこの人気のヒミツである。
その面白さを日本の視聴者に伝えるのに重要なのが、声優さん!その声優さんたちにご自分が演じられたキャラクター、声を当てる際のご苦労、見どころポイントなどお伺いしました。
トップバッターは『倚天屠龍記』で華麗なる武侠ドラマデビューを果たし、しかも主役の声を当てられた伊藤賢太郎さんです。
★伊藤健太郎さん(張無忌役)★
『倚天屠龍記』では主役・張無忌を演じられている伊藤さん。主役でありながら、武侠ドラマは初めてという伊藤さんから見る張無忌とは?そして武侠ドラマに参加している声優さんたちの絆や武侠ドラマではの楽しみ方を語ってくれました。
僕は武侠ドラマを全く知りませんでした。今までやってきたアフレコと違うところはアクションが豊富なので、デフォルメをちょっと強めに意識しました。ちょっと漫画ばりに、漫画チックに派手にやっちまおう!って。張無忌って原作の解説にも“女ったらし”って書かれていますが、ある種、無垢だなって思います。良く言えば無垢、悪く言えば罪作り(笑)。演じるに当たってはヒロインたちとの関わりを基点として考えると、どうにも掴み所のない人で、筋を通し難いキャラだなって思います。ワンシーン、ワンシーンにその時に起こったことに常に誠実であれば「それで無忌でいられるんだ」って感じました。今、目の前にあることだけを考えてやっています。張無忌もその時々で一所懸命それに向かっている人なので、整合性を取ろうとしたら、大変なことになっちゃう(笑)。
無忌役は楽しんで演じています。自分の日常では絶対に経験できないことが経験できるわけですから。あれだけ武芸が使えて、あれだけいろんな女の子に囲まれていると…いや~楽しいですね、男として。日常でこんなことがあったら、嫌ですけれどね(笑)。無敵で次々と新しい技を会得していくんですが、その演出ではなかなか理解できないものもあります。ロクロのように廻る意味がわからない(笑)。いや、わかるんですよ、こう螺旋のようにってね。けれども、何も無忌が廻る必要はないんじゃないかって(笑)。けれどもこれがいいんだろうなあって思いますよ。完璧なCGでやられるより、突っ込み所がある方が…あ、こんなこと言っちゃいけないですかね(笑)。観てくださる人たちもそういう所を楽しんでいるって聞いたもんですから。
特に動物が出てきたら要注意ですね、このシリーズは。(猿のリード(引き綱)が映っているシーンについて)だって首輪がはっきり映ってるんですもの(笑)!!「もう付いてくるなよ!あっちへ行けよ!」なんて言っているんだけど、引っ張られてく…。「オマエ、本当はなついてないだろ!」みたいなね(笑)。やってくれますよね~。
この現場はすごく仲間意識があって、レギュラーメンバーに僕が入っていくような形だったんですが、例えて言うならば、武侠モノの吹替え版をやる劇団みたいな、毎回演目が違う中に今回、客演させてもらっているような印象です。収録のある金曜日は皆が楽しみにしてるっていう感じがスゴクしますよ。アクションも多く、1対1で長々と喋るシーンがあるので、体力的には大変ですけれど、流した汗の分は終わった後で、飲んでますけれどね(笑)
さて、次回は何役を演じられた声優さんでしょうか。お楽しみに!

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